薬剤師が登録すべき転職エージェント

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皆さま転職エージェントには登録はお済みでしょうか?

転職エージェントは通常の転職活動と比較して、安全かつ簡単に転職活動を行うことができるメリットがあります。私の会社では、辞める辞めないに関わらず、転職エージェントに登録するように勧めています。

転職エージェントに登録するメリット

1.現在の仕事を続けつつ、転職活動を行うことができる

辞めた後のブランクはできる限り少なくしたいものです。健康保険や年金などの手続きなども含めて穴が無いように勧めるためには「退職」「転勤」などの発生するタイミングの前に転職先についても複数調べておかなければなりません。仕事の合間を縫ってこれらの下調べをするのは非常に大変です。

そのために転職エージェントに事前登録し、相談しておく必要性があります。

2.年収の交渉などの聞きにくいことは代行してもらえる

応募をするときに年収550万~650万などといった募集が行われることがあります。「私は550万なの?650万なの?」と思いながらも面接まで進み、最終的にお金のことはうやむやになったまま内定。働き始めてみると結局ボーナス込みの550万でした。というようなことがあります。

皆さんは「お金のことガツガツいうと採用してくれないのではないか」「金にがめつい奴だと思われたら性格が悪く見えるかも」などと考えてしまう優しい方が多いのかもしれません。

そこで役に立つのが転職エージェントです。間に入ってくれることで、550万なのか、650万なのか、650万になる条件は何か、昇給はあるのか、残業代なども確認してもらうことができます。転職エージェントは転職先で登録会員が気持ちよく働いてくれるように環境を整えてくれます。

ちなみに私は口頭で800万として雇われた薬局の給与支払いが520万でした。雑な契約をしてしまったために泣き寝入りをするしかありませんでした。転職エージェントがあれば、こういったミスもなかったでしょう。

3.契約書などの取り決めが画一的なため、中小企業への転職でも安心して行える

私がMRから転職したとき【まさかの】口頭での契約でした。中小企業への転職はこんな感じなのかと思っていたのですが、事前に約束していたものと大きく違う。不満でしかなかったのですが、口頭での契約なので何か行動を移すことができませんでした。

転職エージェントに登録して活動を行うと最終契約は転職エージェントが行います。転職エージェントは転職のプロなので、雇用主側に有利な条件で契約を組ませません。労働者側有利ともいえる内容での契約になります。書類関係がしっかりとしていないような小規模の会社であっても、契約書も取り交わすので安心して働くことができます。

4.面接の前の段階で、現在の待遇と比べることができる

私が社員に早めに登録を勧める理由はこれです。近場の職場での待遇なども社員がわかっていることで、いかに私の会社の待遇が素晴らしいかわかってもらいます。社員には他の会社の方が働きやすいようなシステムがあれば、そのシステムを取り入れて職場環境を改善すると伝えています。給与面も福利厚生も比べてみないと、自分自身が適正価格で雇用されているかが判断できません。

登録して相談することで自分自身の適正価格と、今所属している会社の待遇について振り返ることができます。そのために自分自身を見失いやすいような新入社員薬剤師や、1店舗しか勤務したことがない薬剤師は早めに登録しておくと良いでしょう。

5.自分自身のやりたいことに沿って紹介をしてもらえる

小児科に力を入れて薬剤師をしたい、癌をメインにして…、在宅にも力を入れて…などは所属している会社の方針や立地などによって決まってしまいます。自分自身の理想とする形と異なる職場である場合には登録を検討した方が良いかもしれません。

転職エージェントは転職先の処方箋の状況や特色なども抽出して相談することができるので、やってみたかった仕事などに力を入れる形で転職することができます。個人で転職活動や調査を行ってもそこまで教えてもらうことはできず途方に暮れてしまうでしょう。

自社での転勤などで働きたい職場に移ることは不可能に近いので、長期的に見たときに経験値が高い薬剤師になるには転職しか方法がありません。

当サイトがオススメする転職エージェント

正直なことを言って転職エージェントは複数登録しておくべきだと思っています。登録を広くしておくことでカバー率と紹介の幅が広がります。ある会社とだけ契約をしている法人も多いために、1社だけの登録ではカバー率が低くなります。私自身の会社は転職エージェントからの紹介と、内部の紹介だけしか入職できないような仕組みになっているのですが、契約する転職エージェントは4社だけと決めています。

転職エージェントは今後を見据えて登録し相談を行うものなので、直近ですぐに転職しなければならない方だけのものではありません。特に新卒採用の薬剤師は今後を見据えて、また周辺の薬局の転職相場や職場環境などをチェックしておくことがモチベーションにも繋がるので絶対に登録しておきましょう。

それでは私がオススメする転職エージェントを2社だけポイントとともに紹介します。

登録者数の多さが最大の決め手

登録者数が多いということはそれだけ求人数が多くなります。求人数が多くなることで、様々な条件で絞り込んで柔軟に対応してもらえます。

全国で対応が可能、雇用形態も様々

働きたい場所で働きましょう。全国どの地域でも対応ができます。正社員、パート、派遣などの働きたい雇用形態で探していきましょう。求人件数が多いことで自分自身の性格や目的に合った働き方ができるようになります。まずは登録して、自身が働いているところ以外の情報を集めて転職を一歩リードしましょう。

コンサルティング担当に強み

どこから始めてよいかわからない方はここから登録してみましょう。コンサルティング担当者が各薬局にヒアリングを掛けて仲介をしてもらえるので、初めての転職に不安が多い方はサポートしてもらいましょう

情報のリアルさを比べてみましょう

就業時間、残業など「働いてみると実は…でした」ということが転職にはありがちです。就業先に対するヒアリングがしっかりとしているので、働く前にその現場のリアルを教えてもらうことがメリットです。就業後にガッカリする転職をしたくない方は登録をオススメします。