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個別指導の思い出(1回目:その4)

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個別指導の結果は「概ね妥当」「経過観察」「再指導」「要監査」の4種類。

まさか監査はないだろうと考えていながらも、重大ミスの処方箋1枚紛失があったので、もしかするとそういう事態もあるのかもしれない。

段ボール4箱分は全てシュレッダーでの処理が必要な機密事項満載の書類。そのとき使用していたシュレッダーはA4の紙を5枚まで入れられるものでした。16時に薬局に戻り、シュレッダー処理を開始。事務員は慣れない業務に疲れただろうと先に家に帰してあげました。

シュレッダー終わらんよ。4箱も5枚ずつって。

一人ひとりの薬歴のコピーを見ながら、「あぁ、この人ってこのときHbA1cこんなに高かったんだ」「今はずいぶん減ったけど、このときは8種類も飲んでたな」なんて思い出モード突入。なんせ1人薬剤師ですから、全員が自分の薬歴ですから。

廃棄は24時を回り、そして一連の個別指導業務が終了した。

さて、結果は「再指導」

仕方ないよねと事務員に話して、理由を調べてみると処方箋がない場合は再指導になるみたいだねと共有。

個別指導開始前はそんなこと調べていなかったが、よく調べてみると、個別指導に当たるのは保険収入の上位数%、さらにそこから集団指導を経てそれでも高い場合は個別指導になるとのこと。

保険収入高くないですが?集団指導呼ばれてませんが?

何かおかしなことが起きている。

そしてここから個別指導のループが始まるなど今はまだ気づいていなかった。