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個別指導の思い出(1回目:その2)

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12月のクリスマス周辺に来た書留を見てから顔色が真っ青でした。

決して悪いことをしていたとかそういうことではありません。とにかく個別指導の情報がないのです。何を聞かれるのか、何を準備して何を対策するのか。

ネットから情報を拾おうと思うと弁護士のサイトなどで「同席も可能です!あなたを不利益から守ります」みたいなことが書かれていて、そんな感じなのかと焦りだけが増すばかりでした。正直なところ1月末の個別指導が終わるまで寝ることができないくらい追い込まれていました。

後発品体制加算の書類、集中率の書類、日計表、管理簿、システムの概要、在宅患者の資料、出納帳、平面図、見取り図、出席者一覧・・・

これを年末年始の患者ケアが多い時にやらなければならない。それも事務と2人だけで。

税理士さんへの連絡、システム会社への連絡、資料の大量の印刷。

今考えても厳しい年末年始でした。

なんとか期限内に資料を送付すると、1週間前に20名分の指導対象患者一覧が厚生局から送られてくる。そこから20名分の処方箋、調剤録を集めて処方箋内容チェック。疲れはあるものの間に合った。

前日に10名分の指導患者一覧が厚生局から送られてくる。前日の仕事に気が入らないまま処方箋、調剤録を集めて処方箋チェッ・・・。あれ?

処方箋1枚足りなくないか?

顔色真っ青。もしかするとどこかに入っているかもしれないと探し始めて、時刻は22時。

散乱した処方箋の山の中で絶望に寝ころび、明日の個別指導は逃げ切れるのか天を仰ぐしかありませんでした。