AIの進化は薬剤師の働き方を変えるか

皆さまはchatGTPをご存じでしょうか?
2023年1月まで私は知りませんでしたが、2023年2月現在では各メディアで取り上げられています。なぜこのような記事を書くかというと、私はAIの進歩に関して懐疑的で、「10年後に無くなる仕事」に関しても、AIの現在の進歩では変えることはできないと考えていました。そんな私が、このchatGTPを操作してみてその印象がガラリと変わりました。
まずは簡単にこのシステム概要について説明していきます。
ChatGPTについて
ChatGPTはOpenAIによってトレーニングされた大規模な言語モデルです。言語モデルとは、人工知能がテキストを生成するために使用するモデルを指します。
ChatGPTは非常に強力な言語モデルであり、自然な文章を生成することができます。
APIを使ったChatGPTの使い方
ChatGPTはAPIを介して利用することができます。APIとは、外部のシステムとの通信を行うためのインターフェースを指します。
APIキーを取得することで、ChatGPTを利用することができます。
入力テキストを送信することで、ChatGPTが生成した文章を受け取ることができます。
ChatGPTの使い方
ChatGPTを使う前に、入力テキストを準備する必要があります。
入力テキストは、ChatGPTに生成させたい文章の要約や簡潔な文章を含んでいる必要があります。
APIリクエストを送信する方法を説明します。例えば、cURLコマンドやPythonのrequestsライブラリなど応答を受け取る方法も入力が必要です。
ChatGPTの使い方に関するベストプラクティス
文章の生成
入力テキスト:「最近の天気について教えてください」
ChatGPTからのレスポンス:「今日は晴れで、最高気温は20度予想されます。明日は曇りが予想されていますが、気温は変わらない予想です。」
質問応答
入力テキスト:「AIは何を意味しますか?」
ChatGPTからのレスポンス:「AIはArtificial Intelligenceの略で、人工知能を意味します。これは、コンピュータシステムが人間のように思考し、学習し、タスクを実行することを可能にする技術を指します。」
テキストサマリー
入力テキスト:「昨日のニュースについて説明してください」
ChatGPTからのレスポンス:「昨日のニュースでは、国際的な経済協調の努力が強化されることが予想されました。また、政治的な不安定が続く国での投資が増加することが予想されました。さらに、テクノロジーセクターでの新しい開発が報じられました。」
ChatGPTにPythonのコードを書いてもらう

この例では、OpenAI APIキーをセットアップし、「generate_response」関数を使ってChatGPTに質問を送信します。この関数は、入力として「prompt」を受け取り、ChatGPTからのレスポンスとしてテキストを返します。最後に、「input_text」変数に「今日の天気は?」という質問を代入し、「response」変数に「generate_response」関数からの返信を格納しています。
ChatGPTにexcelのVBAを作成してもらう

とにかくスゴイ!
服薬指導もできてしまうかも

薬剤師の将来性についても語ってくれたり

借入の相談に乗ってくれたりして

今後の進化の可能性
今後もデータセットやトレーニングアルゴリズムなどを改良することで、ChatGPTや他の言語モデルの性能が向上することが予想されます。また、人工知能技術の進歩やビジネスニーズに応じて、新たなタスクやアプリケーションへの応用もされるかもしれません。
また、ChatGPTは医療分野での応用が可能と思われます。言語モデルは医療文書やレポートの生成、診断支援、患者とのコミュニケーションなど、様々なタスクに利用されることができます。ただし、医療に関する情報は常に正確である必要がありますので、ChatGPTのモデルによる出力も適切な医療専門家の検証や確認が必要となる場合があると考えられます。
使用する際の注意点
ChatGPT は言語モデルであり、トレーニング データに基づいた情報のみを提供できます。常に正確または最新であるとは限らないため、情報を信頼する前に必ず情報を確認してください。
ChatGPT は、感情、共感、または主観的な解釈を経験することができません。プログラミングとトレーニング データのみに基づいて回答を提供します。
ChatGPT は専門家のアドバイスに代わるものではありません。医療、法律、または財政上の助言に使用しないでください。
プライバシーと個人情報の尊重は重要です。ChatGPT を使用して個人情報や機密データを要求しないでください。
ヘイトスピーチ、嫌がらせ、誤った情報の拡散など、有害な目的で ChatGPT を使用しないでください。
最後に…
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
chatGTPを例に挙げましたが、AIの展望に関してはどう思いましたか?
「それでもAIより人間」「まだまだ正確性に欠ける」という方のいるかもしれません。
ですが…
実はこのページの9割9分をchatGTPが自動作成しています。もしかすると、人間味というのは私たちが抱いている幻想なのかもしれません。
さて、最後のこの文章は「私」が書いたものか、もしくは「chatGTP」が書いたものかどちらでしょうか…