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PubMedを使ってみよう

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この記事の背景

調剤報酬における医師に対しての情報提供等の点数が今後評価されてきます。しかし、一方でMR数が減少やMRは添付文書内での情報しか提供できなくなっているなど、待っていては欲しい情報が得られなくなります。

これからは能動的に情報を取りにいく練習が必要です。

能動的に取りに行く情報とは?

学会情報

参加してもよいし、ケアネットや日経メディカル、企業の医療関係者向けホームページなどで一部公開されているものもあります。

文献検索

今日の本題です。PubMedで調べて確認することができます。

この2点が重要かと思われます。

SNSの情報、商業誌の情報も有益ですが、原著を一度でも目を通しておくと医師との会話も信憑性が増します。私自身はMRのときには毎日1文献を目標として読んでいました。今では…たまに…くらいですが。

MRのときの勉強方法は『PubMedで検索を掛ける⇒読む⇒PowerPoint1枚でまとめる⇒説明する』を若手数名で繰り返していました。英語とプレゼンと学術を学ぶイメージでやっていました。居酒屋とかでワイワイやっていたので、文献の内容は様々でした(後述します)。

PubMedはご存じでしょうか?

PubMed とは

米国国立医学図書館 (NLM : http://www.nlm.nih.gov/) では、1997年からPubMed(パブメド)を公開しています。PubMedでは、医学文献データベースMEDLINEを中心とした世界中の医学文献を無料で検索できます。
MEDLINEとは、世界約80カ国、5,200誌以上の雑誌に掲載された文献情報を検索できる医学文献データベースです。 日本で出版された雑誌は162誌がカレントな収録対象誌となっています(2009年10月現在)。医学用語や著者、雑誌名等のキーワードを手がかりに、文献の書誌情報(タイトル、著者名、雑誌名、抄録)を調べることができます。MEDLINEには、1948年以降に登録された約1,880万件の文献データが収録されています。
ただし、1948~1965年のデータは索引誌から遡及入力されたものであり、それ以降のデータに比べて索引などが異なっていますので、検索の際には注意が必要です。なお、PubMedの母体となった冊子体の索引誌を使えば、1879年まで遡って調べることができます。

PubMedの詳しい利用法は、PubMedの検索ボックス右上のHelpから参照できます(英文)

PubMed の使い方

①まずはOoogleなどでPubMedと検索を掛けましょう。手っ取り早く下記リンクからどうぞ。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/

②Search PubMedのところに調べたいものを入れます(英語)

③例えば「covid 19」と検索すると以下のように出てきます。今日現在で149,791件の検索結果が出てきました。

④好きなタイトル、雑誌、著者を選ぶ

MRのときには医師が好きそうな雑誌から読むようにしていました。

このような比較的有名どころだけでも押さえられると良いと思います。

下記のように赤線部分にN Engl J Medという雑誌名、その後ろにいつ刊行されたものかが表示されます。

今回の雑誌に関して「Free PMC article」なので無料で全文読むことができます。

※検索結果はcovid 19 new englandで絞っています。

⑤好きなタイトルをクリニック

今回はFULL TEXTがダウンロードできるので、そこから文献を読むことができます。

⑥Abstractだけでも良いので目を通しましょう。英語が苦手な場合にはGoogle translateなどを使用して簡単に読んでいきましょう。英語の勉強ではないのでそれでOKです。

⑦これでPubMedでの検索は終わりです。最後に友人などに知識を披露しましょう。

それでも勉強しなくないあなたへ

以前、勉強会と称して文献を同僚と読み漁っていましたが、マジメなものが3割、残りの7割は学術的な下ネタでした。飲み会で披露できそうなネタを英語の論文から探して共有するなどしていました。医学論文自体に対する苦手意識をなくすためでもあったので、どうしても医学論文に時間を割きたくない方は是非やってみてください。驚くような医学エロを発見することがあります。

どんな言葉で検索すれば見つけられるか…それはあなたにお任せします。