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仲介手数料は高すぎるのか?

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良い薬剤師がどこからか急に現れないかなぁ。転職業者からの紹介はあるんだけど仲介手数料高すぎてなかなか躊躇してしまって。仲介手数料高くないですか?

チャンピオン

私の会社は小規模事業なので新卒採用などは行っておらず、人材確保は全てお願いしています。ほとんど失敗することもないので自信をもってオススメします。

仲介手数料が高い?最後に私の会社の失敗も記事にしました。

よくある仲介サービスについて

人材紹介サービス

正規従業員や契約社員、パート社員を紹介してもらい、面接、採用の手続きまでを行ってくれます。自社の社員として取り扱うために福利厚生は自社で行うことになる。

新卒採用を行っても人材が集まらない会社、30代、40代などのキャリアを積んだ中堅層の採用を狙っている会社にが積極的に採用するべきサービス。

人材紹介サービスを利用することで、理想とする人材を絞り込んで採用面接を行うことができるために人材採用までのスケジュールを短縮することができるメリットがあります。

人材派遣サービス

派遣社員は、短期での雇用も可能です。即戦力人材を外注したい企業としては、必要なときに期間限定で必要なスキルをもつ人材を確保することができます。

派遣社員は派遣元企業とは直接雇用契約を結びますが、派遣先企業とは直接雇用契約を結びません。派遣元企業を介した間接雇用になります。労務管理などは派遣先企業ではなく、雇用主である派遣元企業が行います。

派遣社員の雇用主である派遣元企業では、派遣社員に対して法で定められた法定福利厚生を適用する必要があります。そのために、健康保険、社会保険の加入などは派遣元企業が負います。

2020年4月の法改正では公平な待遇の確保についても明記され、不合理な待遇差は禁止となりました。

合理的な理由がないにもかかわらず派遣社員には派遣先企業での休憩室や更衣室、保養施設等の福利厚生施設の利用機会が与えられないといった不合理な待遇差は禁止されました。同様に、福利厚生制度に関しても、原則同等の利用配慮が求められています(例えば、慶弔休暇や通勤手当を直接雇用している従業員に付与・支給している場合は、同一の付与・支給をする必要があるとされています)

そんなことはしないと思いますが…派遣先の企業内で派遣社員に対する不合理な待遇差がある場合は、労働者派遣法違反となります。ただし、罰則が生じるのは派遣企業となる点に注意してください。

厳密には派遣先企業にも、勧告・公表の対象となる罰則があります。派遣される労働者が従事する業務ごとに比較対象労働者の情報を提供しない、虚偽の情報提供をした場合は、派遣先企業が勧告・公表の対象になります。

仲介サービスの手数料について

人材紹介サービス

一般的に人材紹介サービスは想定年収に対して仲介手数料が掛かります。

よくある手数料は30~35%程度になると思われます。

時給2,500円で週30時間働くパート社員を雇う場合

想定年収:2,500×30時間×52週→3,900,000円

35%の仲介手数料の場合→1,365,000円

そのために雇ってからの年額の会社からの支払いは

(想定年収)3,900,000円+(派遣会社)1,365,000+(法定福利費)632,000円→5,897,000円

※法定福利費はざっくりな計算なのでプラスマイナスが出ると思います

もちろん年額の計算にはズレが生じますし、税務などの処理を加えると一概には言えませんが、金額だけを追っていくとこのようなイメージになります。

人材派遣サービス

一般的に人材紹介サービスは時給に対して手数料が加わります。

よくある手数料は35~40%程度になると思われます。

時給2,500円で週30時間働く派遣社員を40%の手数料で雇う場合

手数料:1,667円

支払い総額:(2,500円+1,667円)×30時間×52週→6,500,520円

一括での落ちる経費がないことからキャッシュフローを考えて派遣を選択している会社もあるということです。

自社にとって人材紹介サービスの方が使いやすいのか、人材派遣が使いやすいのかそれぞれの利益率や決算などから判断すると良いでしょう。意外と計算してみると1年目は大きなコストの違いがみられないようですが、社員が2年以上働く場合には人材紹介の方が圧倒的な軍配が上がります。

優秀な人材に出会えるように、採用活動や転職エージェントなどとの情報交換を定期的に行うと良いサポートが得られるでしょう。

チャンピオン

私自身は仲介手数料が高くなるのは当然のことかと思います。お金よりも効率的に良い薬剤師に出会える方法の方が重要です。時間が何よりも大切なので、良い人材を抱えている紹介会社は非常に魅力的なパートナーです。

騙された?人材採用での失敗談

あれは独立から3年、利益も少しずつ上がり人員を増やそうと思ったときの出来事。

大手仲介業者ではなく、直接営業に来た小規模の仲介業者。メリットとして挙げられたのは、仲介手数料が30%である点、地域の実情に詳しいベテラン社員を派遣するという点。まだ社長と言っても若手のペーペーの私は言われるがままにサインを行い、派遣と正社員の差もよく分からないまま契約を行いました。

この派遣社員がなんとトンデモナイ薬剤師さんだったのです。そして以下がすべてが事実なのです。

9時始業開始の9時に薬局に到着して勤務(タイムカードは9時過ぎている)

業務上の秘密(自社の今後の出店地域、他社の人員不足など)を派遣元に流してしまう

派遣から2ヵ月でのような事態となり、怒るわけではなく穏やかに注意をしました。私は32歳、薬剤師さんは45歳ということもあり、相手側の敬意を尊重しつつ優しく促したのですよ。具体的には…

9時始業開始の9時に到着では間に合わないので、もう少し早く来ないと社会人として良くないと思いますよ

派遣薬剤師さんに関わる情報以外のメモや電話や社員の会話などは派遣元に流さないでください。

すると翌日から来なくなってしまいました。その代わりに翌々日に封筒で派遣元から手紙が届きました。

「当社派遣の石田(仮名)ですが、代表取締役からの差別的な発言とパワハラで精神的な苦痛と恐怖を感じ、出社することができなくなってしまいました。今後は石田を御社へ派遣することはできなくなりました。契約の条項に従い、6ヵ月分の給与の支払いを行ってください。もし、お支払いいただけない場合には弁護士との手続きに移らせて頂きますことをご了承ください。」

ウソやん。対応早すぎやろ。とりあえず電話で派遣元に電話をすると

「一昨日に石田からパワハラの相談を受けてこのような手続きを取らせていただきました。石田が録音したものを聞かせてもらいましたが、代表が発言した『社会人として不適合』というものに非常にショックを受けているということでした。また業務上の命令に関しては、派遣元である私どもに伝えてもらう必要があります」

録音しているものを聞いたのであれば、どう考えてもパワハラではないでしょう!と思ったのですが、こういうことが訴えられる側が弱いこともわかります。傷付いたという一言で負けてしまうのもMRのときによく見ていましたから。というか録音してるって怖いよ!

最終的に減額などを提案したのですが、裁判にするという1点張りで2ヵ月しか働いていない方に6ヵ月分の給与を支払い、新たに雇用する資金もなくなってしまいました。その時は焦ってしまって考えが及びませんでしたが、弁護士さんに相談すればよかったと大きく後悔しました。

それからはある大手の仲介会社からの紹介に絞ることにして人材の補充を行っています。面接時に「9時に就業開始なのですが、タイムカードなどの打刻が過ぎてしまう可能性があるので5分くらい早めに来た方が良いですよ」と派遣元と派遣社員の方に伝えると「当然ですよ」と反応されます。

大手の派遣会社に集まる人材は、ある程度その大手に所属できるだけのスキルがあるのだと安心して頼むことをしています。派遣会社を大手にしてからは特にトラブルはなく、人材確保が行えています。

人材にはお金がかかるのは当然です。だからこそ失敗したときのダメージが致死的なリスクを負う可能性があります。

信頼できるところと連携をして人材の検討を行ってみてください。

あとはもしものときに相談できる弁護士なども探しておきましょう…